空調服は、ファン・バッテリーなどの機器を取り外してから、衣類部分だけを洗濯します。洗濯機が使えるか、手洗いが必要かは製品によって異なるため、まず洗濯表示と取扱説明書を確認してください。
空調服を洗濯する前に外すもの
洗濯前に、次の機器をすべて取り外します。機器を付けたまま洗うと、故障や発熱の原因になるおそれがあります。
- ファン
- バッテリー
- バッテリーケースや接続ケーブル
- 専用の充電器
ファンを外した後は、衣類側にあるファン取り付け口のキャップやカバーを閉じます。機器に付着した汗やほこりは、洗わずに乾いた布で拭き取ってください。
空調服の洗濯方法
洗濯表示で水洗いが可能なら、通常の衣類と同じように洗えます。ただし、色落ちや生地の傷みを防ぐため、次の手順で洗うと安心です。
- ポケットの中身をすべて取り出します。
- ファン、バッテリー、ケーブルなどを取り外します。
- ファン取り付け口のキャップやカバーを閉じます。
- 汚れが目立つ部分を、洗剤を薄めた液や水で軽く予洗いします。
- 洗濯表示に従い、洗濯機または手洗いで洗います。
- 洗濯後は形を整え、風通しのよい日陰で十分に乾かします。
洗濯機で洗う場合
洗濯表示で洗濯機が使える場合は、空調服を裏返して洗濯ネットに入れ、表示に合ったコースで洗います。ファスナーや面ファスナーは閉じておくと、生地への引っかかりを抑えられます。
色移りを避けるため、初めて洗うときや濃い色の空調服は、ほかの衣類と分けて洗ってください。漂白剤や柔軟剤の使用可否は製品表示を確認し、表示がない場合は使用を控えます。
手洗いする場合
手洗い表示の空調服は、洗濯桶や洗面器に水を張り、中性洗剤など表示に合った洗剤を溶かしてやさしく押し洗いします。強くもんだり、ブラシでこすったりすると、生地やファン取り付け部分を傷めることがあります。
洗剤が残らないように十分すすぎ、タオルなどで水分を押し取ります。生地を強くねじって絞るのは避けてください。
空調服を乾かすときの注意点
洗濯後は、直射日光を避けて風通しのよい場所で乾かします。乾燥機や高温のアイロンは、生地やコーティング、ファン取り付け部分を傷める可能性があるため、洗濯表示で使用できる場合を除いて避けてください。
完全に乾く前にファンやバッテリーを取り付けてはいけません。取り付け口やポケットの内部まで乾いたことを確認してから、機器を戻します。
ファンとバッテリーの手入れ方法
ファンやバッテリーは水洗いできません。電源を切り、充電器やケーブルから外した状態で、乾いた布や固く絞った布を使って表面の汚れを拭き取ります。
ファンの内部に水や洗剤を入れたり、強い風を当てて内部のほこりを無理に飛ばしたりするのは避けてください。異音、動作不良、ケーブルの傷、バッテリーの膨らみや発熱がある場合は、使用や充電を中止し、取扱説明書に記載されたメーカーの窓口へ確認します。
洗濯できない空調服や注意が必要な素材
洗濯表示に水洗い不可とある製品は、自宅で洗わず、表示に従ってクリーニング店やメーカーへ相談します。防水・撥水加工、難燃素材、特殊なコーティングがある空調服も、一般的な洗濯方法では性能が変わることがあります。
また、汚れを落とすために熱湯を使う、強くこする、漂白剤に長時間つけるといった方法は、表示で認められていない限り避けてください。
空調服を洗濯する頻度
洗濯の頻度は、汗の量や汚れの程度、使用環境によって決まります。汗を多くかいた日やにおいが気になる場合は、次回の使用前に衣類部分を洗って十分に乾かします。
毎回洗えない場合でも、使用後はファンを外して衣類を広げ、湿気を残さないようにします。ただし、汗や泥などの汚れを長期間放置すると、においや生地の傷みにつながるため、汚れが付いたら早めに洗うのが基本です。
洗濯後に使う前の確認
洗濯後は、次の点を確認してから使用します。
- 衣類とファン取り付け口が完全に乾いている
- ファンの羽根やカバーに破損がない
- ケーブルや端子に傷や水分がない
- バッテリーに膨らみ、異臭、異常な発熱がない
- ファンを正しい向きで取り付けている
空調服の洗濯は、機器をすべて外し、洗濯表示に合わせて衣類部分だけを洗うのが基本です。迷ったときは、製品の洗濯表示と取扱説明書を優先し、機器は水に濡らさず、衣類が完全に乾いてから取り付けてください。







